#10 UNCONSCIOUS NATURE AND CONSCIOUS OBJECT 展
第10回展
UNCONSCIOUS NATURE AND CONSCIOUS OBJECT
2013. 2/12(火)-3/2(土)
佐々木宏子
UNCONSCIOUS NATURE AND CONSCIOUS OBJECT は佐々木宏子がフォンタナの「空間概念」有から
無に対して「青のあいだ」無から有を1966年から一貫して探究してきた。最近では海外の美術館館長
や美術関係者又国内外の宗教人そして社会の先端的な存在の人々が関心を寄せている。1972年の
「青・玄」で完成したが、1977年には初個展で「青のあいだ」の作品群と小論文「青の精神」を発表
している。今展はその「青のあいだ」150号平面作品を展示する。
佐々木は美術と音楽と科学は同じ構造であると考えている。2005年、現代音楽家ピエール・ブー
レーズとミーティングをして「無意識な自然と意識的なもの」と「意志と偶然」が同じ構造であるこ
とをブーレーズ本人と確認した。ものの捉え方がマクロ的にミクロ、ナノ的になればなるほど均一化
するのではなく個が重要となる。ブーレーズはどんな微音もマクロな音も粒立ちしなければならない
と、ブライアン・イーノはテクスチャーと、そして佐々木はマチエルの絵具顔料の粒立ちを重要視して
いる。
深い精神が簡潔な空間を現出し、簡潔な空間こそが深い精神を現出させると考える。佐々木が1年間
限定で10回の企画展を監修したのはOKUSAWA CONTEMPORARY ART AND DESIGN DOCUMENTSでその
ことを形にして提示したいとの思いであった。
なによりも一流の芸術に触れさせたいと潜在意識に残る6才児から直感力の優れた小学低学年生など
にクオリティの高い過不足のない展示で現代美術に接してもらいたい。現代美術家として未来に対して
微力でも責任を果たしたいと云う活動の目的が伝わり、多くの共感者と協力者を得ることが出来た。
小さな空間のOKUSAWA DOCUMENTS の点から拡散するエネルギ−が感じられた。
UNCONSCIOUS NATURE AND CONSCIOUS OBJECT
佐々木宏子
場所 〒158-0083 東京都世田谷区奥沢 3-30-7 1F
東急目黒線奥沢駅下車徒歩2分・自由が丘駅徒歩6分
開場 火ー土 12:00~18:00 日月祝休み
ギャラリートーク 2月23日(土) ユーストリームにてLIVE 配信予定
16:30-17:00 佐々木宏子 (現代美術家)
17:00-18:00 須磨久善(心臓外科医) × 秋葉玄吾(曹洞宗前北米総監) × 佐々木宏子(現代美術家)
18:00- ワインパーティーを行います
WEBサイトhttp://www.okusawa-documents.com
E-mail info@okusawa-documents.com
企画運営 OKUSAWA-CADD 実行委員会
後援 世田谷区教育委員会
特別協力 一般財団法人佐々木宏子財団
空間構成 佐々木理趣
監修 佐々木宏子
協賛 ㈱クサカベ ㈱山田写真製版所 ㈱AWP ㈱ハートランド住宅販売 ㈲田邊電気商会
㈱グランツ ㈲TOP-ART ㈱PHARMA BDL 久岡皮膚クリニック DE SIMONE木畑亭